現在ポイントリーダーのベッテルにより多くのポイントを取らせるためにチームが採ったレース戦略であるとの見方もなされているなか、あのタイミングでピットに入ったのはなぜなのかを問われ、ライコネンは「呼ばれて入った。そういうことだ」と答えた。

「当然、彼ら(チーム)にはそうする理由があった。それについて答えられるのは僕ではない」

「マシンを走らせているのは僕なのだから、自分がそうしたければ(ピットに)入ることができる。でも僕らはひとつのチームとして動いている。指示されたこと、それがうまくいくかどうかを信じることができなければ、厄介な状況になる」

「今日、僕らチームはワンツーを達成することを目指し、それを実現した。でも僕に関しては、もっとうまくやれたはずだ」

「まだ全体像は見ていない。分かっているのは自分が2位になったということだけだ」

「チームとしてはワンツーを達成し、それは喜ばしいことだけど、それ以外については、これからミーティングをして、データをすべてチェックするまでは、僕には分からない」

2017年F1第6戦モナコGP 優勝セバスチャン・ベッテルと2位キミ・ライコネン(フェラーリ)の対照的な表情
2017年F1第6戦モナコGP 優勝セバスチャン・ベッテルと2位キミ・ライコネン(フェラーリ)の対照的な表情

 ルイス・ハミルトンは7位に終わったため、今回の勝利によってベッテルはランキング2位のハミルトンとのポイント差を25点に拡大した。

 ベッテル自身は、こういった戦略は事前に決められていたことではないと語った。

「あまり詳しいプランは立てることはできなかった。後方を引き離す予定だったが、(レース序盤にすぐ後ろの3位を走っていた)バルテリ(・ボッタス)のペースがよかった」とベッテル。

「バルテリがピットインし、キミがそれに反応した。僕としては失うものがなかったから、全力でプッシュした。あの2周で大きなギャップを築いて、前の位置でコースに戻れたことに、自分でも驚いたよ」

「マシンはとても好調で、全力でプッシュした。(ライコネンの前に出る)チャンスがあるとすれば、あの時だということは分かっていたんだ」    

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