メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、F1においてハイブリッド化の恩恵を最も受けた人物のひとりと言えるかもしれないが、すでにその次なる章へと進む準備を整えた。FIA(国際自動車連盟)がF1の次のレギュレーションでV8エンジンを復活させることを検討するなか、ウォルフはこの構想を熱烈に支持する姿勢を打ち出し、内燃エンジンが再び主役となる未来を歓迎している。
現行のレギュレーション下でメルセデスが圧倒的な成功を収めてきたことを踏まえると、ウォルフのこの姿勢は興味深いものだ。2014年にターボ・ハイブリッド時代が幕を開けて以来、メルセデスは126勝を挙げ、コンストラクターズ選手権のタイトルを8回、ドライバーズ選手権のタイトルを7回獲得した。それでもなおウォルフは、F1の次の章がよりシンプルで、より本能的な興奮を呼び起こすものであるべきだと考えている。
