6月23日(木)〜26日(日)にかけてイギリスで開催されるモータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に、2009年ブラウンGPでワールドチャンピオンに輝いたジェンソン・バトンのマシンが登場する。
マーティン・ブランドルがステアリングを握る予定で、マシンは2009年シーズン中に3台しか製作されなかったBGP001のうち、当時チーム代表を務めていたロス・ブラウンがコレクションとして所有するタイトルマシンの002号車だ。
「あの信じられないシーズンを過ごして以来、初めて走行する姿を見られるのを、いまから楽しみにしている」とブラウンは語る。
「マシンは一度わたしのもとに来る前に一度解体してからリビルドされている。本当に貴重なお披露目の機会になるだろうね。グッドウッドこそ、このマシンをよみがえらせる場としてふさわしいよ」
「F1の現場ではマシンを近い場所で見られるけど、それは一部の人間だけだ。モータースポーツの歴史に対する人々の情熱が、このイベントを成功に導いている理由のひとつなんだ」
現在D3レーシング・ソリューションズが走行のための準備をしていて、2009年当時ブラウンGPでメカニックを務めていた元スタッフ数名が、当日現地に駆けつけて走行を手伝う予定となっている。