FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は、中東の全域で不安定な状況が続いているが、F1の2026年シーズンは予定通りカタールとアブダビで締めくくる見通しだと述べた。現在も情勢は予測不可能であるものの、現時点ではいずれのレースも中止すべき理由はないとビン・スライエムは主張している。
アメリカとイスラエル、そしてイランによる対立の影響により、今年4月にはバーレーンGPとサウジアラビアGPが中止に追い込まれた。それ以降もホルムズ海峡における船舶への攻撃や、イランの支援を受けるフーシ派反政府勢力によるイエメンでの活動が中東地域の緊張をさらに高めている。それにもかかわらず、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、シーズン終盤の2戦を中東で開催することが望ましい選択肢であるという意見を維持してきた。また、万が一情勢が悪化した際のシーズン最終戦の代替開催地として、イモラが候補に挙がっていると報じられた。
