セッション後半はコース全体に雲がかかり路面温度は39度とやや下がりながらの走行。ハミルトンは度々「マシンの何かがおかしい、気持ち良く走れない」と違和感を訴えるが、チームは「データ上は問題ないから走り続けてくれ」と伝える。フェルスタッペンは「タイヤがあちこちで動き回っている」と訴えるように路面温度とタイヤ温度の関係によるところだと推測される。

 クビアトはコースに戻ったものの再びパワーユニットに問題が発生し、リセットを試みたもののピットに戻って34周でマシンを降りることとなった。その際にリヤブレーキが過熱して煙が上がる場面もあった。

 15時22分にはアロンソがターン6でリヤが流れてコースオフし、グリーンとグラベルを突っ切ってグラベル上でスピン。無事にコースに戻ってピットインし、タイヤ交換をして走行を継続した。

 最終的にハミルトンが1分5秒483までタイムを伸ばしてトップ、しかし2位ベッテルも0.147秒差で続き、3位ボッタス0.216秒差、そして4位にフェルスタッペンが0.349秒差、5位にダニエル・リカルドが0.390秒差とレッドブルの2台が続いた。

 3強チームに次ぐ7位にはケビン・マグヌッセン、マクラーレン・ホンダのアロンソは1.249秒差の8番手、ストフェル・バンドーンも1.376秒差の12位につけて好調ぶりを維持してみせた。

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