キャリア16年(242戦目)の06年フランスGPにミハエル・シューマッハーは最後のポールポジションを記録し、その後メルセデスで3シーズン復帰して去っていった。ハミルトンはまだキャリア11年で199戦目だ。

 あえて言うなら、彼はジョーダンからシーズン途中デビューしたシューマッハーと違い、いきなりマクラーレンの秘蔵っ子として参戦。6年間にポールポジション26回、そして移籍したメルセデスで現在ポールポジション41回、トップチームで戦える環境に恵まれてきた。

 これはアイルトン・セナがトールマン→ロータス→マクラーレンに5年かけてたどりついたのとも大きく異なっている。

 セナを超え、シューマッハーに迫る彼自身が、最近「チームとファクトリーに感謝」と常にコメントするようになった。記録を破るのはひとりの力だけではなし得ない。気配りするハミルトン、イギリスGPでは大観衆の中に飛び込んでいくなど、ストレートな感情表現が目立つ。

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