レース終盤にはアロンソがマシンのポテンシャルを図るべく、個人の判断でパフォーマンスランを行い、レース中のファステストラップで5位となるタイムをマーク。ルノー勢4台よりも速く、昨年型のフェラーリのパワーユニットを積むトロロッソよりも1.7秒速いことを考えると、現時点でホンダのパワーユニットはメルセデス、フェラーリに次ぐパフォーマンスを発揮していると考えていいだろう。

 しかし、ホンダは開幕以来、トークンは使用していない。なぜ、ホンダはロシアGPで性能を向上させることができたのだろうか。それは、信頼性にある程度の目処がついたからである。信頼性に苦しんだ昨年のホンダは、レース中に予選モードで走行することが限られていた。そのため、スタートでポジションアップしてもすぐにオーバーテイクされていた。ところが、ロシアGPではホンダのスタッフがミーティングを行い、長谷川祐介総責任者は「レースでも予選モードをできるだけ長く使って走らせる決断をした」と語っている。

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