「予選モードを使用できる時間は、耐久テストでだいたい決まっていますが、それを超えたらすぐにブローするわけではありません。それをやるかやらないかで、その差がコンマ2秒あれば、10周で2秒、50周で10秒稼げるわけですから、大きい。もちろん、その差がレース結果に反映しにくいサーキットもあるので、やれば必ず結果につながるわけではないし、やるからにはリスクも負わなければなりませんが、ソチ・オートドロームのようなパワーサーキットでは、それを試してみる価値はあると考えて、われわれは議論した結果、レースでも予選モードでできるだけ長く走らせる決断をしました」

 その効果はアロンソが中団グルーブから完全に抜け出して6位入賞したことが証明している。また10位に終わったバトンが、レース後半にケビン・マグヌッセン(ルノー)、ロマン・グロージャン(ハース)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、カルロス・サインツJr.(トロロッソ)を追走できたのも、フルパワーで走り続けることができたためである。

 そして、このフルパワーで走り続けたレースというのは、今シーズン長谷川総責任者体制になったホンダとして、初めてのチャレンジだった。その事実は、アロンソの6位よりも、ダブル入賞よりも、大きな収穫だった。

ホンダ甘口/辛口コラムは今季もF1速報WEBサイトで連載していきます。
ホンダ辛口コラム ロシアGP編:決勝6位/ベストラップ5位に喜んではならない理由

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