そして、浮上してきたのが3つ目のオプションだ。それがフェラーリだった。ザウバーは今年、1年落ちのフェラーリのパワーユニットを使用しているが、フェラーリとの関係は長く、最近では2010年から搭載し続けている。もちろん、ギヤボックスもフェラーリ製を使用しているため、来年へ向けてリヤエンドの設計は大きな変更が発生することはない。

2017年F1第11戦ハンガリーGP アントニオ・ジョビナッツィ

 フェラーリにとっても、ザウバーへの供給はメリットがあった。それは育成ドライバーのシート確保だ。現在フェラーリが抱えている育成ドライバーのうち、アントニオ・ジョビナッツィがすでにザウバーからF1にデビューしているだけでなく、シャルル・ルクレールも来年に向けてスーバーライセンス獲得することがほぼ確実だ。

 本来であれば、パワーユニットを供給しているハースへ送り込みたいところだが、今年は2人のレギュラードライバーが高い能力を維持しており、そろって残留する可能性が高い。そこで3番目のチームに供給することで、育成ドライバーのためのシートを確保しようというわけだ。

 ザウバーにとっても、シートの提供によってパワーユニットの代金をディスカウントできるメリットがあった。つまり、ザウバー・フェラーリは双方にとってウィン・ウィンの関係だったのだ。

本日のレースクイーン

松原杏佳まつばらきょうか
2026年 / スーパーGT
レーシングミクサポーターズ
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年7月号 No.1621

    [特集]WRC 2027
    Gr.A時代の熱狂、ふたたび

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで