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F1 ニュース

投稿日: 2017.08.01 10:23
更新日: 2017.11.07 11:52

鉄壁の援護と順位入れ替え、両陣営のチームプレイが光ったハンガリーGP【今宮純の視点】

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F1 | 鉄壁の援護と順位入れ替え、両陣営のチームプレイが光ったハンガリーGP【今宮純の視点】

 もしあの同士討ちが無ければ、フェラーリ1-2、さらにレッドブル3-4進出、メルセデスはいきなり大苦戦に陥った……。

 クルマを運転する方ならば、ステアリングが左下に偏ってしまったベッテルの気持ちが分かるかもしれない。僕自身、昔ミニ・クーパーで縁石をヒットしたせいでハンドルのセンター・ポジションが狂い、直進時に左側に切った状態で走らねばならなかった経験がある。ハンドル操作感覚がずれたが、カーブを曲がるたびにしだいに慣れなんとか修理工場に向かった。

2017年F1第11戦ハンガリーGP キミ・ライコネン

「かまわず走れ、でも縁石は使うな」とピットからベッテルに指示。それも分からないではない。レース中に修理などできないから、縁石走法で受ける衝撃を避けてくれと。彼のペースがやや不安定になるにつれて2位ライコネンが追いつく。

 後ろから見ていて「セブはおかしい(遅い)」と分かり、それをチームに訴える。ここが判断すべきところだ。ライコネンの後方にはボッタスに代わってルイス・ハミルトンが急接近中。さあどうする。


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