セッション前半はボッタスが突出して速く、ハミルトンにコンマ774秒差。スーパーソフトを履いた3番手のセバスチャン・ベッテルには、1秒1以上の大差をつけた。しかし1セット目を返却する40分を過ぎたところでスーパーソフトを装着したハミルトンが、1分21秒台に突入する最速タイムをマーク。1分21秒537の自己ベストは、昨年のハミルトン自身がQ2で出したタイムにコンマ039秒まで迫るものだ。

 11時過ぎに小雨が降り始め、同12分にはウェットトラックが宣言された。とはいえドライタイヤでの周回に大きな影響を及ぼすほどではなく、フェラーリの2台はしばらくスーパーソフトで走り続けた。

 上位10台は、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、フォース・インディアが2台ずつ並ぶ中、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンがウイリアムズのフェリペ・マッサをしのいで9番手に入った。一方、ホンダの最新仕様スペック3.7を走らせたフェルナンド・アロンソは15番手。午後からはスパで走ったスペック3.5に戻すため、早めに周回を切り上げている。

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