☆☆☆ ジョリオン・パーマー
 カルロス・サインツJr.来季移籍加入が正式発表されいわば宙に浮いた状態。どこかに着地できるか否かの正念場にトップ6ゴールを決めた(最速ラップ5位相当)。ルノー・チーム7位にランクアップ、彼自身の“F1就活”にもプラスとなるか。

ジョリオン・パーマー(ルノー)とランス・ストロール(ウイリアムズ)

☆☆☆ ランス・ストロール
 『雨のストロール』と言ったら誉めすぎか。ウエットが不得意な傾向のウイリアムズでモンツァ予選に続き、ここでも濡れ乾きレースで健闘、ベテランのマッサに先行。

 ドライよりアベレージ・スピードが下がり、コーナーでのGフォースも軽減されるウエット、新人は教わるのではなく自習して何かをつかんだのだろう。18位→8位、開幕3連続リタイア後は11戦完走中で5度目の入賞である。

☆☆☆ マックス・フェルスタッペン
 あの事故ではっきり分かった。フェラーリ勢二人とも“深層心理”でフェルスタッペンを意識しすぎている。彼の動きばかりを警戒、周囲への注意がおろそかに……。チャンピオンをそうさせてしまうまだ二十歳前のマックス、月並みな言葉だが『大物』だ。土曜FP3からQ2までトップ・キープ、コース幅を広く大きく使いきる“MAXライン・ワーク”に見とれた。

☆☆☆☆ ストフェル・バンドーン
 初めてとは思えないくらい初日からスムーズなテンポ、シミュレーターで徹底学習してきたのだろう。ここでフェルナンド・アロンソに0.219秒差の予選9位は立派、決勝ではピットワークにロスがありトップ6を逃したが内容的に今季ベストレース。

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