ホンダはすでに2015年からマクラーレン以外の複数供給の一環として、トロロッソとかなり突っ込んだ話し合いを行っており、さらにいえば、フランツ・トスト代表は、それ以前からホンダとの提携にずっと前向きだった。

2017年シーズンはコンスタントに入賞を果たしているトロロッソF1

 そしてジェームズ・キー率いる技術部門のポテンシャルは、F1界で非常に高く評価されている。これまではおもに絶対的な予算不足で、せっかく素性のいいクルマを製作しても、その後に熟成させる開発資金が厳しく、シーズンが進むにつれて上位チームとのパフォーマンス差は開き、なかなか結果に結びつかなかった。

 そのような経緯を見ても、来季からホンダのワークスチームとなることで、トロロッソは大きく飛躍する可能性が十分にある。美しいブルーとレッド、あの素敵なカラーリングのマシンに来季からHマークが付くことを想像しながら、トロロッソの鈴鹿の走りを観察するのも十分楽しいと思う。

F1マレーシアGPから急きょトロロッソから参戦することになったピエール・ガスリー

 さらに、マレーシアGPから今季スーパーフォーミュラにTEAM MUGENから参戦していたピエール・ガスリーがダニール・クビアトに代わってF1デビューを果たすことが急きょ、トロロッソより発表された。まだ日本GPの参戦についての発表はないが、もしガスリーが日本GPに参戦することになれば、スーパーフォーミュラ出身のドライバーとして、日本のファンも親近感を持って応援しやすい。マクラーレンのバンドーンとの対決は、日本のファンならではの楽しみとなる。

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