■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=9位

 僕は素晴らしいスタートを決めて、何台もオーバーテイクしていた。それだけに、ターン2での出来事が本当に残念でならない。あそこで(エステバン・)オコンに押し出されたんだ。おかげでずいぶん順位を落としたし、フロアにもダメージを負ってしまった。あれがなければ、もっと上へ行けたはずだと思っている。

2017年F1第15戦マレーシアGP フェリペ・マッサ

 だが、全体としてはチームにとってポジティブな結果だった。ルノーとトロロッソが無得点だったレースでポイントを記録できたから、コンストラクターズ選手権争いの面でも大きな意味があった。

■サハラ・フォース・インディアF1チーム
エステバン・オコン 決勝=10位

 残念なレースだったし、あまり満足もしていない。1周目のターン2に向かうところで、マッサとの接触でタイヤがパンクし、僕のレースは台無しになってしまった。そのおかげで2周目にピットに入らざるをえなくなり、そこからフィニッシュまで、ほぼレース全体を1セットのソフトタイヤで走ることになったんだ。レースを終えた時点でのタイヤの状態を考えると、最後の1ポイントを獲得できたのは上出来だった。

 レース中のもうひとつの災難は、(カルロス・)サインツJr.をオーバーテイクしようとした時に、彼にヒットされたことだ。本来なら彼と順位を争うことはなかったはずだが、僕は序盤のパンクのせいでアウト・オブ・ポジションになり、そこから何とかリカバーしようとしていたんだ。彼が何をしていたのか知らないが、とにかく彼はタイヤをロックアップさせ、真っ直ぐに僕のクルマに突っ込んできて、スピンさせられた。

 僕としては、早く忘れてしまいたいレースだ。クルマ自体のペースは良かったのに、それを生かせなかったからね。

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