後方からは33周目に2度目のピットインをしてガスリーより20周もフレッシュなスーパーソフトタイヤを履いたグロージャンが追い上げてくる。グロージャンは「信じられない、左フロントが終わってしまった!」と言いながらも54周目のターン1~2でガスリーをパス。結局ガスリーは14位でチェッカードフラッグを受けることになった。

 シートが不完全で身体が動き回り腰に痛みを抱えながらの1時間半だったが、レース後のガスリーは晴れ晴れとした表情を見せ、いつまでも尽きない報道陣からの質問に笑顔で応えていた。

「ドリンクシステムも完璧に動いてくれなくて口じゃなくて顔に掛かってしまうような状態だったし、すごくタフなレースだった」

 デビュー戦としては満足。しかしまだまだ進歩の余地はある。1週間後の日本“復帰戦”ではもっと上手くやってみせるとガスリーは笑顔で言った。

F1マレーシアGP ダニール・クビアトに代わりF1デビューを果たしたピエール・ガスリー

「全力は尽くしたしできる限りのプッシュはしたよ。タイヤマネージメントにはもう少し経験が必要だと思ったし、ブルーフラッグも上手く生かせなかった。でもそれは練習を重ねれば上手くなるよ、間違いなくね。これからレース内容とデータを見直すよ。来週の日本GPではもっと上手くやれるようにするためにね!」

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