「でも個人的には、ひどく苛立っている。もちろんチームで戦う競技ではあるけれど、自分自身のためにだって戦っている。チーム戦であるのと同じように個人戦でもあって、そのバランスを取ってコントロールするのは、いつも困難だ。でも当然ながら、個人的なことを言えば、受け入れるのは難しい」
予選では新たなチームメイトとなったフェルスタッペンを上回る、3番グリッドを獲得したものの、18歳の若手が恐るべきライバルであることを認めた。
「マックスは真面目なF1ドライバーで、それは僕にとって良いことだ。モチベーションが絶対的に上がる。僕がレッドブルに加入したときにはセブ(ベッテル/当時のチームメイト)がいて、最高の相手と戦って、自分自身にチャレンジしたいと思った。いまマックスは僕にとって最も新しく、大きな挑戦になっている」
「マックスが勝利したのは良かったよ。なぜなら彼を越えることができたら、それは僕にとって良いことだから。たぶん双方のキャリアに得がある」
有益なテストを終え、ルノーのアップデートされたエンジンの導入も間近に控えたレッドブルは、今後さらなる成功を収めるだろうとリカルドは考えている。
「僕らのポジションは前向きで喜ばしいものだし、わくわくしている。張り切り過ぎたりはしないけれれど、今シーズンは、もっと表彰台を狙えるだろうと思って、少し興奮している」