契約発表が遅れたことについては、マクラーレンのエンジンプランが決まり、来季の見通しについてある程度の情報を得てから決めたかったとアロンソは語った。
「僕もチームも、急いではいなかった」とアロンソ。
「最初の瞬間から僕は、マクラーレンのプロジェクト、少なくともシャシー側は、空力面、メカニカルグリップの面で正しい方向に進んでいると信じてきた」
「あらゆる選択肢をオープンにし、交渉を望む相手すべてと交渉し、さまざまなプロジェクトを検討した。でも最も説得力があったのがマクラーレンのプロジェクトだった」
「彼らはエンジンに関して特別な状況にあり、ホンダと続けていくのか、サプライヤーを変えるのかを決めなければならなかった」
「最終的に彼らはサプライヤーを変更してルノーにスイッチすることを決めた。その後、エンジンについて僕が望むすべての情報を得るため、さらに数週間待つ必要があった」
「そうしてようやく決断の時が訪れ、チームに残ることを決めた。来年、高い競争力を発揮できると考えたからだ」