「我々の作業の何が悪かったのかを調査し、特定した。些細ではあったものの、明らかに間違っている部分があった。そこを調査して、マシンとピットストップに関するハードウェアに変更を加えたんだ。(スポーティング・マネージャーの)スティーブ・ニールセンや、我々のトレーナーがしているトレーニング方法を伝授してもらった。これらのすべてがうまくいった」

 これまでの方法には間違いがあったことを認めたうえで、スメドレーは、こう付け足した。

「F1のなかでファンの注目を集めるピットストップという作業をうまく利用するために、内部を整理した。ピットストップ作業グループを立ち上げたんだ。何か間違いが起きたときには、こういった対策が必要だ。これは私が考えたことなので、責任は私にある。スティーブはトップとして、とても良い仕事をしてくれている。またシニア・システムエンジニアのカール・ゲイデンは、すべての装備のケアをしながら、我々が正しい手順に従っていることを確認している」

「設計に関わるファクトリーのスタッフも良い仕事をしてくれたので、すべてがうまくまとまった。ひとつだけ我々が変更しなかったのは、クルーだけだ。彼らが優れていて、効率よく仕事をこなしてくれることは知っていた。ただ、正しい道具がなかっただけだ。正しいツールを与えたところ、結果はすぐに出た」

 ウイリアムズはピットストップの問題を改善するためホイールやハブに改善を加え、クルーのレベルアップだけに頼ることなく、安定したタイム短縮を成し遂げたと言われている。

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