キャッチポイント1
 ハミルトンは昨年、2000kmマイレージのパワーユニットで自己最高年間12回ポールポジションを決めた。ブラジルGPでの予選クラッシュによってフレッシュなパワーユニットを入れた2戦目、ここで決めれば自己ベストタイとなる。インテルラゴスの後だけに4冠王のタイムアタックに注目。

2017年F1第17戦アメリカGP セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンが健闘を称えあう

キャッチポイント2
 ベッテルにも似たことが言える。過去2回ポールポジションがあるが、昨年はキミ・ライコネンに及ばず予選5位、最後のセクター3でまとめきれなかった。タイヤのオーバーヒート現象が出てしまったからだ。最近6戦中でフロントロウ5回、SF70Hの一撃能力を示してきている。ハミルトンとの予選対決が土曜のハイライト。

キャッチポイント3
 これまで“2ストップ戦略”が勝利の方程式だったが、今季のセオリーは“1ストップ”か。ブラジルGPまでドライレースだと14レースがそうなり、戦略の幅は狭まった。DRSゾーンは2カ所、オーバーテイクチャンスはターン8とターン11に十分ある。クロスライン攻防をレッドブル勢が魅せるか。

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