2017 F1アブダビグランプリ決勝

◆メルセデスのバリテリ・ボッタス、予測通りのウルトラソフト、スーパーソフトと繋ぐ1ストップ戦略で2017シーズン最終戦を制す

◆摩耗とデグラデーションは非常に低く、ウィリアムズのランス・ストロール以外は1ストップ戦略を採用

◆グランプリ後の火曜と水曜に実施される2日間テストにて、各チームはピレリの2018年型タイヤを初めて試す

2017年11月26日、ヤス・マリーナ・サーキット

 F1 2017シーズンは、メルセデスのバルテリ・ボッタスによるポール・トゥ・ウインで幕を閉じました。ボッタスは、予測通りのウルトラソフト、スーパーソフトとつなぐ1ストップ戦略を使用しました。
 
 滑らかな路面のヤス・マリーナ・サーキットで行われた、路面温度が徐々に低下するナイトレースでは、摩耗とデグラデーションの低さがあらためて確認され、大半のドライバーがボッタスと同じ戦略を採用しました。
 
 スタート時にスーパーソフトを装着したドライバーは3名のみでした。また、ウイリアムズのランス・ストロールのみが1ストップ以外の戦略(3ストップ)を使用しました。
 

ピレリ・カーレーシング責任者マリオ・イゾラのコメント

「ボッタスが1ストップ戦略でポール・トゥ・ウインを飾った今シーズン最終戦は、波乱なく終了しました。我々が予測した通り、ピットストップのウインドウは幅広くなりました」

「アンダーカットによってポジションアップを試みるチームも見られましたが、結局、その戦略は功を奏しませんでした」

「これから我々は2018年シーズンへと目を向けます。ドライバーたちはアブダビに残り、火曜日に初めて新型のタイヤレンジでテストを行う予定です」

「このトラックには、より軟らかいコンパウンドが合うと思いますので、新型ハイパーソフトでの走行結果が楽しみです。また、今回のテスト結果は、ハイパーソフトを選択する来シーズンのレースについての、最初の参考資料となります」

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