F1のCEOであるチェイス・キャリーは、最近バジェットキャップ制度について、より健全で有益なビジネスモデルになり得るものだとして多くのチームから広範な支持を得たと語った。

 しかし、チーム側にはこの構想の実施と実用性に関する懐疑的な見方も残っている。

「私はバジェットキャップ制度の強い支持者ではない。どのくらい監視力が持てるのか疑問だし、各チームの組織構造も異なっているからだ」と話すレッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは、この制度が予算上限を設定するだけではうまく続かないとするトッドの見解に同意している。

「この制度は、絶対にコスト押し上げ要因への対策と連動して行うべきだ。なぜならコストは規則によって生じるからだ。規則が我々のコストを決める要因なのだ」

「だから、根本要因に対処すべきだ。そうすれば、上限を設けることは今よりもずっとデリケートな問題ではなくなる」

「上限を定めることだけに頼ると、いわばダムへの水圧が高まり過ぎるようなことになってしまう」

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