2016年F1モナコGP決勝で、トロロッソのダニール・クビアトはリタイア、カルロス・サインツJr.は8位だった。

■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト 決勝=リタイア
 思いどおりにならないことばかりのレースだった! 僕は運なんて信じないけど、今日はものすごく不運だったと思うしかない……。

 レースのスタートでは、たぶん電気系の問題と思われるトラブルに見舞われて、最初の2周の間は60km/h以上の速度が出せなかった。そして、解決を試みているうちに、突然正常に機能し始めたんだけど、それまでにすでにかなりのタイムを失っていて、ラップ遅れの状態から同一周回まで挽回するのはひどく難しかった。

 それでも何とか頑張っていると、今度は(ケビン・)マグヌッセンとのアクシデントが起きた。どちらも相手に譲ろうとはしなかったからね……。それもレースの一部だし、残念ながら、時にはあのようなことが起きるものだ。

 僕らが好機を逃したことは間違いない。ここモナコでは、週末を通じてずっと好調だったのだから。これから僕らにできるのは、2週間後のカナダから始まる今後のレースに向けて、ハードワークを続けることだけだ。

(マグヌッセンとのクラッシュについて聞かれ)彼はあの前に2回にわたって強引にブロックした。次のコーナーでもう一度インに入ろうと試みたら、完全にブロックされた。壁を抜けるのは不可能だから、彼に突っ込むしかなかった。
 絶対に譲らないドライバーと出会うと、クラッシュが起きてしまうのは仕方ない。

カルロス・サインツJr. 決勝=8位
 本当のところを言えば、8位フィニッシュでもあまりうれしくはない。今日は大量得点の絶好の機会だと思っていたのに、そのチャンスをつかめなかったからだ。

 僕自身はクルマをウォールに当てることもなかったし、3種類のタイヤのどれを使っても速かった。その点では満足しているけど、ピットストップでポジションを下げてしまったのが残念だ……。あれによって、獲れたはずのポイントを投げ捨ててしまったのだから、どうしてあんなことが起きたのか、しっかり原因を追求する必要がある。

 いずれにせよ、8位で4ポイントを獲得したのだから悪くはない、と言われるかもしれない。実際、モナコに来る前にそう言われたのなら、僕もそう思っただろう。でも、6番手からスタートして、あれほど混乱したレースになったのだから、もっと上位でフィニッシュできたのは間違いないんだ。

 雨の中でモナコの市街地コースを走ったのは、実は今回が初めてで、僕のいままでの生涯で一番難しい仕事だった!

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