リサーチ担当ゼネラルマネージャー、ローラン・メキエスは、事故調査のシステムは大きく進歩しているものの、まだやるべきことはあると語った。
FIAのAuto誌のインタビューにおいて、メキエスは「決して立ち止まることのない活動だが、大きな進歩を成し遂げたのは確かだ」と述べている。
「次なる段階はバイオメトリクスだ。ドライバーの心拍数、体温、発汗レベルなどのデータを収集する」
「今シーズン中に、ドライバーに何らかの装置をつけることができればと思っている。少なくともテストでそれを行いたい」
「バイオメトリックデータによって、救護隊がクラッシュ前、クラッシュ時、クラッシュ後のドライバーの状態を知ることができる」
FIAは今後さらにマシンに設置するカメラの数を増やしたい意向だ。
来年、F1にはコクピット保護デバイス、ハロが導入される見通しとなっている。
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