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F1 ニュース

投稿日: 2016.06.11 16:03

会見ピックアップ:「強者の論理」を展開するレッドブル代表に、集中砲火

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F1 | 会見ピックアップ:「強者の論理」を展開するレッドブル代表に、集中砲火

 カナダGPのFIA金曜チーム代表者による会見では、あらためて「レッドブル包囲網」が白日の下に晒されることとなりました。

 前列中央に座ったレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表には、まず司会者からモナコGP後の「リカルド騒動」について質問が。木曜会見と同様この話題でもちきりになるのか……と思われたのですが、記者たちからの質問は予想外の方向へ。やはり政治担当ディーター・レンケン記者が、いの一番に2020年以降の分配金をめぐる話し合いについての質問を飛ばし、各チームの代表者に意見を聞くと「決めるのは商業権保持者(FOM)であって(分配金を多く受け取っている)チームを批判すべきではない」とホーナーが述べたのに対し、他チームの代表者からは反対意見が続出。

 フォース・インディアのロバート・ファーンリーが「私はクリスチャンとは考え方が少し違う。(サッカーの)プレミアリーグのように結果に応じて公平に分配されるべきで、有力チームが特別な待遇を受けるのは受け容れがたい。分配に透明性を求める」と、もっともな持論を展開。

 新規参入したハースのギュンター・シュタイナーも「私もクリスチャンには同意できない。現行規定は我々が関わる前のものだから何も言えないが、これから話し合う次の規定は、もっと公平であってほしいし、そこには我々も積極的に関わっていく」と明言。


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