スペイン バルセロナでの2016年第2回F1プレシーズンテストが最終日を迎えた。4日間の中でフォース・インディアはニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスを交互に走らせ、VJM09のテストを行った。

 4日間にわたりドライコンディションの下で行われた今週のテストで、1日はヒュルケンベルグが121周(ソフトタイヤで1分25秒336、8番手)、2日はペレスが128周(ソフトで1分25秒593、8番手)、3日はヒュルケンベルグが137周(ウルトラソフトで1分23秒251、3番手)と順調に走行を重ねていた。

 しかし4日、午後にペレスがレースシミュレーションを行っていた際にテクニカルトラブルが発生、駆動を失い、マシンがストップした。これによりペレスの周回数は60周にとどまり、スーパーソフトで記録した1分23秒721で13人中4番手となった。

 しかしペレスはテスト期間全体を通して多くのことを学んだとして「メルボルンに向けて準備万端だと思う」と述べた。ヒュルケンベルグもテスト終了後、新車には大きなポテンシャルがあると前向きな発言をしている。

 開幕戦オーストラリアGPは18日から20日に開催される。

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