このようなバクー・シティ・サーキットのコース特性を踏まえて、各チームのアップデートを見てみよう。まずは、ニコ・ロズベルグが勝利を飾ったメルセデスから。

メルセデスW07

 メルセデスは、予想されたとおり、カナダで短時間だけテストした曲線的なリヤウイングをバクーに持ち込んだ。昨年スペインとイタリアで使われたものと似たこのウイングは、ロードラッグ/ローダウンフォースを狙ったデバイスで、基本的には翼端部で発生するダウンフォースを減らし、それと引き換えにウイング全体のドラッグを軽減しようとしたものだ。

メルセデスW07

 他チームでは、中央部分の迎角を浅く、翼端部を深くしたロードラッグウイングも見られる。だが、これとは逆に、メルセデスのウイングは翼端部の迎角を浅くすることによってエンドプレート部分の圧力差を減少させ、ウイング後方の渦流によって生じる抵抗を減らそうとしている。

メルセデスW07

 また、メルセデスはバクーでの週末を通じて、大半のチームと同様にモンキーシートを使わなかった。全般にリヤウイングの角度が浅いため、その真下に備える小さなウイングレットによって気流を安定させる効果は、それほど必要とされないのだ。

メルセデスW07

本日のレースクイーン

生田ちむいくたちむ
2026年 / オートサロン
CABANA
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    2026年のF1シーズン開幕を記念して、autosport web shopでは対象のF1新作グッズをご購入で送料無料となるフェアを開催中!

    新作アイテムはもちろん、気になっていた過去シーズンの人気商品を一緒にご購入いただくのもおすすめ。