フォース・インディアのレース・ストラテジストはオリバー・ナイトンというベテランのほかに、2015年にマクラーレンから移籍してきたバーニー・コリンズがいる。マクラーレン時代にはジェンソン・バトンのパフォーマンスエンジニアを務めた経験を持ち、松崎エンジニアによれば「非常に思いっきりがいい」決断を下すという。そのコリンズが選んだ戦略は、ハミルトンによるアンダーカットを阻止するため、早めの1ストップ戦略だった。

 結果的にハミルトンはエンジンの設定に不具合を抱えたためにペースダウンして、直接対決することはなかった。それでも予定よりも早めにピットインしていたからこそ、8周目にピットインしていたライコネンを最終ラップでとらえ、実力で3位の座を手にする結果となった。

 レース後、コリンズは「本当にギリギリの選択だった。でも、チェコ(ペレス)がうまくやってくれた」と喜んでいた。そして「チェコも素晴らしかったけど、ニコも今日は素晴らしいレースをしてくれたわ」とチームメイトを讃えた。

 ペレスをピットに呼んだ4周後、コリンズはニコ・ヒュルケンベルグをピットインさせた。このときヒュルケンベルグはソフトからスーパーソフトへタイヤを交換。残り31周をスーパーソフトで走るというアグレッシブな戦略を授けていたのだ。

 今週から始まるオーストリアとイギリスの2連戦も、フォース・インディアの得意なパワーサーキット。コース上でのパフォーマンスとともに、ストラテジストのキレのある判断にも注目したい。

本日のレースクイーン

志賀ありさしがありさ
2026年 / スーパーGT
TRSアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    倒す相手を、信じてる。小林利徠斗 × 野村勇【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 2

    倒す相手を、信じてる。小林利徠斗 × 野村勇斗
    【FORMATION LAP Produced by auto sport】
    2026 Episode 2

  • auto sport

    auto sport 2026年9月号 No.1623

    [ SUPER GT 熱闘“再点火”特集 ]
    RE:IGNITION

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円