レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2016.07.03 16:30
更新日: 2016.07.03 16:46

GP topic:イギリスのEU離脱について、チームからは「コメント禁止令」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | GP topic:イギリスのEU離脱について、チームからは「コメント禁止令」

「チームの広報から、その件については一切しゃべらないように釘を刺されているので、申し訳ないけどノーコメントということで……」

 そんな状況で勇気ある発言をしたのは、ニコ・ロズベルグだった。所属しているメルセデス・チームはイギリスにファクトリーを構えているが、彼自身はEUの盟主と見られているドイツ国民である。

「イギリスのような大国が、もしEUから離脱するような事態になれば、非常に悲しい。ただ個人的には、即座に何かの影響があるとは考えていない」

 ホンダは、イギリスにパワーユニットのメンテナンスを行う拠点を構えており、スウィンドンには市販車の工場がある。今後の動向は気になるところだろう。

「F1に関して、いまのところは影響は出ていませんが、今後のことは正直わかりません。状況がどのように推移していくのか、よくわからないことが一番気になっているところで、困っている。ただ本業として、為替の乱高下は良くない。それはホンダだけでなく、F1は世界経済の影響を大きく受けるので、その点みんな気にしていると思います」

 国民投票の直後、ポンドはドルに対し一時10%以上下落。急速な円高となった。イギリスに進出している外国企業が「イギリスに拠点を構えても、ヨーロッパに展開できなければ意味がない」と方向転換することも予想される。

 果たして今後イギリスは、どのような道を歩むのだろうか。そして、イギリスに拠点を構えているチームやパワーユニットマニュファクチャラーは、どんな決断を下すのか。まずEUへの離脱を通知してから始まる、離脱交渉の期限は原則2年と定められている。このまま離脱へ進むとしても、いますぐに大きな変化があるわけではなさそうだが……。


関連のニュース

F1 News Ranking

本日のレースクイーン

SUBARU BRZ GT GALS BREEZE
一ノ瀬のこ(いちのせのこ)

F1 Photo Ranking

フォトランキング