オーストリアGPのFIA金曜チーム代表者会見は、ホンダの長谷川祐介F1総責任者が今季3度目の出席。F1界の一員として、定着しています。全体的には前日の木曜会見に続いて、これといった話題のない顔ぶれでした。

 司会者からは出席した各チーム、レッドブル、ウイリアムズ、トロロッソ、ザウバーの近況について当たりさわりのない話題が振られましたが、面白かったのはザウバーのチームマネージャーであるベアト・ツェンダー。遅れがちなチームスタッフへの給与が払われたことを指摘されて「もちろん給料が支払われたことで雰囲気は明るくなったよ! くわしくはモニシャ(カルテンボーン代表)に聞いてもらうべきだけど、チームの誰もが未来があると信じられるようになったことが大きい」と明るい表情で回答。

 ザウバーの地元スイスではアルプス山脈を縦断する世界最長57.1kmのゴッタルド基底トンネルという鉄道トンネルが開通したことを受けて「スイスでは世界最長のトンネルが開通したばかりだけど、どんなトンネルにも出口はあり、光が見えるものだ」と表現しました。

 スチュワードの聴聞にも立ち会って言葉巧みに「おとがめなし」の裁定を勝ち獲るのもチームマネージャーの重要な仕事だと豪語するツェンダーだけに「我々のトンネルも恐ろしく長かったが、そのトンネルも(残りの距離は)短くなってきている」と、うまいことを言います。その直後にパドックですれ違い、軽く会釈したモニシャの表情が、少し柔和でホッとしたように見えたのは気のせいではなかったと思います。

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