バーニー・エクレストンは、個別交渉による「ボーナス」などを廃止して、成績を重視した新しい分配金の計算方法を検討しているようだ。
 現在、F1の収益の分配金は、成績、ボーナス、歴史的貢献の3つの部門に分けられている。フェラーリ、レッドブル、マクラーレン、メルセデスは、2020年までの双務的な契約を結んだことへのボーナスを受け取っているほか、フェラーリには長年の選手権参戦への報奨、ウイリアムズには歴史的貢献に対するボーナス、レッドブルとメルセデスには個別交渉による追加の支払いがある。

 オーストリアで報道陣の質問に答えたエクレストンは、次のように語った。
「多額の上乗せについては廃止して、勝てばそれに応じた金額が受け取れるような計算方法にしていくことになるだろう。優勝を争っていないチームに分配金は払えない。私としても、実質的にスタートマネー(レースに参加するだけで受け取れる報酬)になるような払い方はしたくない」

 また、この件についてエクレストンと個人的に話をしたというメルセデスのチーム代表トト・ウォルフは、「投資を奨励し、投資によって好成績をあげた場合には、それだけ大きな金額が受け取れる形が望ましい」と述べている。

 エクレストンによれば、彼が考えている新方式は、以前から収益の分配方法が不公平だと訴えてきた小規模チームにとって、よりフェアなものになるという。

「現在のやり方では、確かに受け取る金額の変動が起きにくい。その点については、あるチームが好成績をあげれば、大きく分配金の額が増える可能性があるようにしたい」

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