ハミルトンはウルトラソフトで走り続け、21周目にピットイン。タイヤをソフトに替えて4番手でコースに復帰。翌周にはライコネンもピットインしたため、ここでフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立つ。しかし27周目に入った直後、ホームストレート上でベッテルの右リヤタイヤが突然バースト。ベッテルはスピンを喫して、1コーナー手前でストップして戦線離脱。セーフティカーが導入され、ロズベルグ、ハミルトン、フェルスタッペン、レッドブルのダニエル・リカルド、ライコネンというトップ5で折り返しを迎える。

 レースが再開すると、ロズベルグとハミルトンはファステストラップを記録しながら同等のペースで周回。その差はつかず離れず、約1秒〜2秒の間隔で周回が重ねられていく。後方では、ヒュルケンベルグにピットレーン速度違反のため5秒加算のペナルティが科せられ、予選までの勢いに陰りが見えている。バトンはザウバーのフェリペ・ナッセをかわして7番手に浮上。レッドブル2台はフェルスタッペンがリカルドの前方3番手を走行し、ライコネンは5番手をキープする。

 そして54周目、ハミルトンが2回目のピットイン。タイヤをソフトに交換してコースに復帰したが、2コーナーのブレーキングでミスを犯してタイムロス。その後ロズベルグがピットインすると、ロズベルグは2番手でコースに復帰、ハミルトンは3番手となってしまう。トップを走行するのはフェルスタッペンだったが、メルセデス勢をおさえきれず、ロズベルグ、ハミルトンにかわされて3番手に後退。ロズベルグはスーパーソフト、ハミルトンはソフトタイヤという状態でレースは終盤を迎え、コース上での一騎打ちの様相を呈していく。

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