2016年に許可される無線の内容:

 FIAの無線に関する規制は、レース中のドライバーがピットウォールから受け取る情報を最小限に抑えることを目的としている。下記は2016年シーズンに無線での伝達が許可される項目の一覧。これ以外の通信は規則20.1条の違反と見なされる。

1.マシンの重大な問題の指摘(パンクの警告やダメージなど)※
2.他車の問題の指摘※
3.マシンの修復あるいはリタイアのため、ピットレーンに入るようにとの指示※
4.マーシャルにかかわる情報(レースコントロールからの、イエローフラッグ、レッドフラッグ、レーススタートやり直しあるいは類似した指示または情報)※
5.特定のコーナーでのウエット路面、オイルあるいはデブリの情報※
6.他のドライバーとのポジション入れ替えの指示※
7.ドライバーからのメッセージが聞こえたことの確認
8.ラップタイムあるいはセクタータイムの詳細
9.他車のラップタイムの詳細
10.プラクティスセッションあるいはレース中の他車とのギャップ
11.「プッシュしろ」「今プッシュしろ」「~と戦うことになる」など
12.プラクティスセッションあるいはレース中にトラフィックの警告を与えて助けること
13.予選中、クリアラップを走れるポジションを確保するため、マシン同士のギャップを知らせること
14.次のピットストップでのタイヤチョイス
15.レース中、他車がそのタイヤセットで走った周回数
16.他車のタイヤスペック
17.他車のレース戦略に関する情報
18.セーフティーカーの状況
19.チームのドライバーあるいは他車のドライビング上の違反(シケインカット、コース外走行、タイムペナルティの適用など)
20.DRSの使用が可能か不可能かの連絡
21.DRSシステムのトラブルへの対処
22.次のピットストップでのフロントウイングポジションの変更
23.オイルトランスファー
24.ピットに入るタイミング
25.ピットインあるいはピットアウト時の白線、ポール、重量測定のシグナルについての確認
26.トラックリミットの確認
27.レースコントロールからのメッセージの伝達
28.マシンのダメージに関する情報
29.残り周回数
30.プラクティスセッション中のテストシーケンス情報(エアロマッピングなど)
31.天候に関する情報

 決勝日にピットレーンがオープンになった後で、マシンが最初にガレージを出てからレースがスタートするまでの間、ドライバーが搭乗中かつコース上にいるときには ※印の項目のみ伝達できる。

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