ウイリアムズの車両パフォーマンス責任者であるロブ・スメドレーは、オーストリアGPの週末を「かなり平凡」だったと評し、問題となったレッドブルリンクの縁石に、ウイリアムズの新型フロントウイングが適合しなかったことを明らかにした。

 オーストリアGPでは2014年にマッサがポールポジションを獲得し、ボッタスとともに3位と4位でフィニッシュした。昨年も3位と5位に入賞していた。だが、先週末のレースではボッタス9位、マッサはリタイアに終わった。

 ボッタスはタイヤのグレイニングに苦しみ、ウイング交換のためピットレーンからのスタートとなったマッサはブレーキのオーバーヒートにより、リタイアした。

「我々にはどうすることもできなかった。マシンには速さがなく、平凡なレースしかできなかった」とスメドレー。

「バルテリにしては珍しく最後までタイヤを機能させることができなかったが、そもそもマシンに良いパフォーマンスがなかった。アスファルトの再舗装により、昨年とは別のサーキットのようになってしまったと考えている。我々はそれを理解し、タイヤの使用方法に関して理解を深める必要がある」

 ウイリアムズは新たなフロントウイングをオーストリアに持ち込んだが、安全上の問題からそれを使用しないという判断を下し、マッサはピットレーンからのスタートを強いられた。

「我々はフロントウイングのメインプレートに安全上の問題が起きていることに気づいた。新型のウイングでレースをすることは可能だったのかも知れないが、リスクを取るわけにはいかない。

「ドライバーの安全が最優先であるため、旧仕様のフロントウイングに変更することにした。パフォーマンスの低下を受け入れたうえ、パルクフェルメ規定を破ることになってしまったため、ピットレーンからのスタートとなった」

「我々のデータによればターン2出口の高い縁石に乗った際、新型のフロントウイングに問題が生じていた」とスメドレーは語った。

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