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F1 ニュース

投稿日: 2016.07.03 19:03
更新日: 2024.04.28 23:39

縁石への対策として、応急処置でリヤサスペンションを補強したメルセデス

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F1 | 縁石への対策として、応急処置でリヤサスペンションを補強したメルセデス

 ニコ・ロズベルグが土曜のフリー走行3回目でクラッシュしたことを受けて、メルセデスはルイス・ハミルトンとロズベルグのマシンのリヤサスペンションアームに応急処置を施して補強した。

 現在ポイントリーダーのロズベルグは、予選前の最終プラクティス中にターン2出口で左リヤサスペンションの破損に見舞われ、外側のバリアに突っ込むクラッシュを喫した。

 その後、メルセデスはカーボンファイバーを巻き固めて補強用のパーツを作り、サスペンションアームに取りつけたという。

 メルセデスのトト・ウォルフは、通常では考えられない力がサスペンションにかかり、破損の原因になったとの見方を示している。

「フリー走行3回目の開始直後、瞬間的に大きな負荷が測定されているが、不思議なことにデータを解析してもサスペンションにはそれほど大きな負荷がかかっていなかった。つまりタイヤに何らかの異常な振動が発生し、その結果としてサスペンションが壊れたようだ。ただ、それが何だったのか、現時点ではわかっていない」

「新設された赤い縁石が破損のきっかけになったようにも思えるが、まだ確かなことは言えない。いずれにしても、私たちはサスペンションアームを補強した。あくまで応急的な対策なので、これで安心というわけではない」


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