更新日: 2016.07.06 06:55
レッドブル&アストンマーチン、ハイパーカーAM-RB 001を発表
3月、レッドブルとアストンマーチンがパートナーシップ契約を結び、次世代ハイパーカーを製作することが発表されたが、そのAM-RB 001が5日に公開された。
レッドブル・レーシングとレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズは、アストンマーチンとイノベーション・パートナーシップを結び、次世代のハイパーカーを製作するプロジェクトをスタート。この契約によってレッドブルのチーフテクニカルオフィサー、エイドリアン・ニューエイは、アストンマーチンのチーフクリエイティブオフィサー、マレック・レイチマンらと協力し、“プロジェクトAM-RB 001”というコードネームのハイパーカーを製作することが発表されていた。
5日、両者はAM-RB 001ハイパーカーを発表した。
詳しい仕様は公表されていないが、自然吸気V12エンジンを搭載、カーボンファイバー構造によりパワーウェイトレシオは1:1となることが予想されている。
約30年におよぶF1キャリアの中でタイトル獲得マシンを10車生み出してきたニューエイは、このプロジェクトにかかわることで子どものころからのふたつめの目標を達成したと述べていた。
「ロードカーをデザインしたいという希望を長年抱いていた」とニューエイ。
「レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズがその夢の実現に一歩近づかせてくれたが、自動車メーカーと提携すべきであることは分かっていた」
「アストンマーチンは私のリストのトップにあった。AM-RB 001は真のロードカーでありつつ、コース上で最上級のパフォーマンスを示すものでなければならないと私は考えてきた。つまりふたつのキャラクターを持たなければならないということだ」
「このマシンにおいて実現させようとしてきた秘密はそれである。御しやすく快適であることを可能とするテクノロジーと同時に、計り知れないほどの能力を持つ車だ」
レッドブル・レーシングのドライバー、ダニエル・リカルドは、この車の開発にぜひかかわりたいと話している。
「今日この車を初めて見た。スケッチは見たことがあったけど、実物は全く違う」
「ものすごくわくわくしている。できるならぜひとも開発作業にかかわりたい」
「これが公道を走るなんてまだ信じられない。最高のレースカーに見える」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています