F1の世界で51年のキャリアを持ち、FIAで副レースディレクターを務めるハービー・ブラッシュが今シーズン末で退任することになった。2014年にFIAに加入して現在セーフティ・ディレクターを務めるローレン・メキースが現職と兼任するかたちでブラッシュの後任となる予定だ。 

 ブラッシュは1965年、ロータスのマシンで参戦していたロブ・ウォーカーでF1キャリアをスタート。1968年にはロータスでヨッヘン・リントのエンジニアとなった。1972年にチームマネージャーとしてブラバムへ移籍し、のちにスポーティングディレクターに就任している。ヤマハのF1エンジンプログラムにおいても、短期間ではあるものの、スポーティングディレクターを務めており、FIAには1996年に副レースディレクターとして加入した。

 ブラッシュの退任について、FIA会長のジャン・トッドは「21年間にわたりFIAで難しい任務に就いていたハービーに、個人的に感謝している。F1がモータースポーツの頂点でいられるよう貢献してくれた。チャーリー(ホワイティング)とともに、グランプリが滞りなく運営できるよう、20年以上の期間、尽力してくれた。将来、また彼がFIAで仕事をしてくれることを願いたい」と語った。

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