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F1 ニュース

投稿日: 2016.07.10 00:16
更新日: 2016.07.10 00:19

「ホンダは僕らのフェラーリ製パワーユニットに近づいてきた」と、ライバル評

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F1 | 「ホンダは僕らのフェラーリ製パワーユニットに近づいてきた」と、ライバル評

「50kW(約68馬力)も違うってことはないと思うよ。それに走るサーキットが変わると、感覚的には違いがわからないものなんだ。ここ(シルバーストン)はオーストリアとは全然違うタイプのコースで、今日(金曜日)は風もすごく強いから、アップデートによる差は感じられないだろう。データでは何らかの違いが見られるといいんだけど」

 バトンはパワーユニットのトラブルのため、初日午後のプラクティスで走行時間の多くを失ったが、アロンソのパフォーマンスに勇気づけられたという。

「トラブルではないんだけど、コンピュータのデータに異常があり、先々のことも考えてチェックしたんだ。このセッションはあまり走れず、セットアップの作業について何もできなかったのが残念だ」

「だけど、もう1台(アロンソ)のクルマには競争力がありそうだから、そちらのデータと情報を使わせてもらうつもりだ。土曜の午前中はクリーンに走って、もう少し周回を重ねたいと思っている」

 アロンソは初日の時点で、こう語っていた。

「これまでにも金曜日に良いパフォーマンスを示せたことは、たびたびあった。だが土曜日にクルマの能力を最大限に引き出すために、まだやるべきことがある。チャンスがめぐってきたときに備えて準備し、それを逃さないようにしっかり集中して、できることならQ3へ進みたい」

 その言葉どおり、アロンソは予選トップ10入りを達成。バトンはQ1でウイングのトラブルに見舞われて最後のアタックに出られず、地元でQ1落ちを喫する結果となってしまった。トロロッソとの予選対決では、サインツJr.が8位、アロンソ10位、クビアト15位、バトン17位。この序列が決勝では、どのように入れ替わるだろうか。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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