フリー走行3回目に大クラッシュを喫したザウバーのマーカス・エリクソンは病院で精密検査を受けたが深刻な問題はなく、予選後にはパドックへ帰ってきている。予選には出走できなかったが、フリー走行のタイムが考慮され、暫定グリッドでは最後尾からのスタートが認められている。ただし、エリクソンの出走については日曜の朝に再度サーキットでメディカルチェックを行ってから判断される。チームはエリクソンの出場にOKが出れば、スペアシャシーでピットレーンからスタートする予定で準備をしている。

 ピレリによれば、金曜日のロングランのデータを見るかぎり、最適なピットストップ戦略は2回。その場合は9〜11周でソフトからミディアムへ交換し、その後30〜33周目に2回目のピットストップを行い、再びミディアムを履くのが最速だという。

 ソフトはミディアムよりも1周あたり1.5秒以上速いので、ソフト、ソフト、ソフト、ミディアムとつなぐ「3ストップ」も考えられるという。あるチームのエンジニアは「ミディアムとハードを使用した1ストップも考えている」と語っており、今年のイギリスGPはバラエティ豊かなタイヤ戦略が見られるかもしれない。

 日曜日の天気は、スタート時刻となる午後1時の降水確率が55%と予想されている。ただし地元の人によると「イギリスの天候は、いつ雨が降っても不思議ではないし、まったく降らないときもある」と降水確率は、あまり当てにならないようだ。

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