長谷川総責任者は、イギリスGPのアップグレードによって進歩を果たせたと実感している。
「パワーユニットからある程度のゲインがあったのは間違いありません。直接の比較テストをしていないので話せませんし、ドライバーは大きな違いを感じませんでした。それでもマシンパフォーマンスに貢献したので、それはよかったと思います」
「フェルナンド(・アロンソ)は、Q3でとても速いタイムを出しました。8番手タイムです。それは(トラックリミットを超えたことで)抹消されてしまいましたが、アップグレードの効果が証明されました」
「私たちは下位に位置していますが、上とのギャップを縮めていくことはできます」
カルロス・サインツJr.が、ホンダはトロロッソが積んでいる1年落ちのフェラーリのパフォーマンスに非常に近づいてきていると発言した。これについて聞かれた長谷川氏は「複雑な気持ちですね。正確な発言なのかどうか、わかりませんし」と答えた。
「彼らが私たちのパワーユニットが改善したと考えていることはうれしく思うべきなのでしょうが、同時に1年落ちのエンジンと比較されているのですから!」
パワーユニットマニュファクチャラー4社の残りトークンは、フェラーリが3、ホンダが10、メルセデスが11、ルノーが21となっている。