スペインGPで導入されたアップデートは、新しいフロントウイング、フロア、そしてサイドポンツーンを含めたボディワークの改良がメインの内容だった。

「アップデートに含まれる細かいパーツのなかには、まだ製作中でクルマには取りつけられていないものもある」とマリヤは言う。

「それに加えて、アップデートされたマシンのポテンシャルを最大限に引き出すには、セットアップの最適化が必要だ」

「シルバーストンはいくつもの高速コーナーを持つコースだが、このアップグレードは低速コーナーと高速コーナーが混在するコースで真価を発揮するはずなんだ。これまでフォース・インディアのクルマは低速コーナーを、やや苦手とするところがあったからね。全体としてアップグレードには満足しており、今後の見通しについても楽観的だ」

 一方で、マリヤはチームが、すでに2017年のクルマの開発に専念していることを認めた。レギュレーションが大きく変わる年に、チームの命運を分けるような大きなギャンブルはできないからだという。

「ウイリアムズに勝ちたい一心で、私が2016年マシンの開発を続けたいと言ったら、結果として2017年の新車の開発を遅らせることにもなりかねない。来年はトップレベルの競争力を手に入れる大きなチャンスであり、そのチャンスを逃したくない」

「そのためには本当に優れた新車を作ることに全力を傾け、リソースの100%を2017年の開発に投入する必要がある。つまり、もうこれ以上、今年のクルマの開発は行わないということだ。先ほど私が言った、まだ製作中のアップデートの残りを別とすれば、現状のマシンでシーズンの終わりまで戦うことになる」

「だがシルバーストンでのパフォーマンスを見る限り、それでも、かなりのところまで行けるはずだ」

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