首位争いは、ハミルトンとロズベルグがファステストラップを刻みながら、レッドブルの2台に差をつけていく展開となる。上位勢では、5番手を走行していたベッテルが14周目に最初のピットイン。15周目にリカルド、16周目にハミルトン、フェルスタッペン、17周目にロズベルグが入り、それぞれタイヤをスーパーソフトからソフトに交換してコースに復帰する。

 その間、Q2でアタックのタイミングを逃して14番グリッドからスタートしたフェラーリのキミ・ライコネンが上位勢に肉薄。ライコネンは29周目のピットインまで5番手を走行し、スーパーソフトに履き替えて7番手でコースに復帰。1コーナーでアロンソをかわして、ファステストラップを記録して追い上げていく。

 ハミルトンとロズベルグの差は約1〜2秒の間隔で、つかず離れず。3秒ほど後方のリカルドが33周目にピットインを行い、ロズベルグに対してアンダーカットを試みる。しかし、ロズベルグはカバーに入ることなく、速いペースで走り続け、42周目にピットイン。ロズベルグは、先にピットインを終えたハミルトンの後ろ、リカルドの前で復帰してポジションに変動はなかった。

 後方集団では、トロロッソのダニール・クビアトにピットレーン速度違反で5秒ペナルティ。ルノーのジョリオン・パーマーは初入賞の可能性が見えていたが、単独スピンを喫してしまう。ハースのエステバン・グティエレスには青旗無視により、5秒加算のペナルティ。ウイリアムズのフェリペ・マッサはソフトからミディアムタイヤとつなぎ、1回ストップを狙ったが、終盤ピットに入ってスーパーソフトに交換。結局ポジションアップは叶わなかった。

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