そのようにして調整されたあと、ピレリは最初の実走テストで、どれほど開発が進んだか確認する予定だ。チームは2017年マシンのパフォーマンス増加を狙ったシミュレーションも行っている。

 来年の新規定により、コーナリング時に10〜20%の負荷が増加、トップスピードは今年と変わらないと予測されている。ドラッグは増える見込みだが、これはパワーユニットの進化によるものと見ている。また、ピレリはマシン重量が20kg増加することも考慮しなければならないだろう。

 それらの問題に対処するため、ピレリはマージンを考えてタイヤの製造を行っている。ただし、まだシミュレーションの段階であり、最後のアブダビテストまで微調整を繰り返しながら対応していくようだ。

 チームからは、ドライバーがさらにプッシュできるように、デグラデーションの少ない、オーバーヒートのないタイヤがリクエストされている。2011年にピレリがF1に参入した当初は、2〜3回のピットストップを必要とするデグラデーションの大きいタイヤが要求されたが、現在は完全に異なった状況となっている。

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