FIAは、たびたび批判を受けてきた無線制限のF1レギュレーションを変更、これによりドイツGPから、一部の時間帯を除き、チームとドライバーは自由に通信できることが決まった。

 
 28日のF1ストラテジーグループ会合で協議がなされた結果、FIA会長ジャン・トッド、商業面のボスであるバーニー・エクレストン、代表6チーム(フェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレン、ウイリアムズ、フォース・インディア)が全会一致で、無線制限の規則を変更することに同意した。 
 
 2014年からF1はチームからドライバーへのコーチングがもはや許容できないレベルに達したと感じており、「ドライバーは単独で他者の助けを受けずにドライブしなければならない」と定めた規則をより厳格に適用することを決め、今年から通信がさらに厳しく制限されていた。
 
 イギリスGPではギヤボックストラブルに見舞われたニコ・ロズベルグがチームからの指示を受けて解決にあたったとして、10秒加算のペナルティが科され、ロズベルグは2位から3位へと降格された。
 また、ハンガリーGPではブレーキにトラブルを抱えたバトンが、チームから解決のための指示を受けたとしてドライブスルーペナルティを受けている。バトンは安全にかかわる問題に対処したことに対して罰を与えるのは「ばかげたレギュレーション」であり「完全にジョークだ」と強く批判していた。

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