・シャークフィンは死なず?

2018年ハースVF-18

2017年ザウバーC36

 昨年までのシャークフィンは消滅するかと思われたが、かなり控えめな形で生き残っている。技術規約3条5の1は寸法を大幅に規制しただけで、シャークフィン自体を完全に禁止しているわけではないからである。その結果、エンジンカウルの曲線に沿って、マシンリヤへとなだらかに下がって行くフィンとなっている。

 これは昨年のアメリカGPで、ザウバーがテストしたものと非常に似ている。

・エアインテークはメルセデスとフェラーリ風

2018年ハースVF-18

 VF-18のエアインテークは、3分割されている。真ん中の部分から取り入れた空気はエンジン燃焼室とインタークーラーへ。両脇の二つはERSを冷却するラジエターへと流れ込む。これはメルセデスがすでに2016年から採用し、フェラーリも昨年のマレーシアGPで投入した形状だ。
2017年メルセデスW08

2017年フェラーリSF70

 ERSの冷却効率向上は信頼性向上と、何よりもエンジンパワーが増大した場合に欠かせない対策だ。エンジンパワーが増せば、エネルギー回生効率もいっそう増す。両者のパフォーマンス増大に、冷却性能の向上は絶対に欠かせないのである。

本日のレースクイーン

Julieじゅり
2025年 / スーパー耐久
ルーキープリティ
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円