車体側同様、パワーユニット側のテストプログラムも前日の午後を失った分は充分に取り戻すことができたと田辺テクニカルディレクターは語る。

「午前中のトリッキーなマシン挙動でもドライバーからはパワーユニットのドライバビリティに関しては問題ないというコメントでしたし、午後の走行でも昨日に引き続き様々な状況を想定したパワーユニットの挙動確認をして、今日やりたかったことは全てこなすことができました。トータル4日間のプログラムのうち半分はこなせたというところです」

 開幕までに残るテストはわずか2日。そこで求められるのは予選パフォーマンスもさることながら、ホンダが最優先に据えているのはきちんとした信頼性を確保することだ。

「レース週末全体を想定した確認を行なうことと、残り2日間はそれぞれ150周ずつくらい走り込んでこの4日間で車体もパワーユニットも耐久性を充分に確認しておきたいと思っています」(田辺テクニカルディレクター)

 1日150周ずつ走行すれば4日間の合計走行距離は2200kmになる。

 シーズン開幕に向けた準備はいよいよ大詰めを迎えようとしている。片鱗の見え始めたSTR13のポテンシャルは、この残り2日間でどこまで明らかになるのか。そしてここまでノートラブルできているホンダのパワーユニットは信頼性を証明することができるのか。

 超えていくべき2018年最初のハードルは、すぐ目の前まで迫ってきている。

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