Q2はレッドブル勢だけが決勝のスタートタイヤを見据えてスーパーソフトでコースインし、それ以外の全車がウルトラソフトでアタックに入った。最初のアタックでハミルトンが1分22秒051と大きくタイムを伸ばしてトップに立ち、2位ライコネン、3位ベッテルに0.5秒近い差を付ける。
5位・6位にはレッドブル勢、そこから0.8秒離れてアロンソ、サインツ、ケビン・マグヌッセンらが僅差で続く。Q1とは異なり余裕のないQ2ではどのマシンも1アタックの3周ランを1セットとする。その中でニコ・ヒュルケンベルグはターン1でタイヤをロックさせてコースオフしアタックをフイにしてしまう。
セッション中の降水確率は30%だが、空が暗くなってきているのを受けて各車とも早めに2回目のアタックに入る。レッドブル勢は後方のマージンを見て再びスーパーソフトでアタックに臨んだ。
ハミルトンはここでタイムを更新せず、ベッテルが1分21秒944と更新してトップに立った。ボッタスが3番手、4番手にマックス・フェルスタッペンが入った。7位にサインツ、8位・9位にハース勢、10位にヒュルケンベルグが飛び込み、アロンソは11位に留まり0.148秒差でQ3進出を逃したが「問題ない」とエンジニアに答える。
ストフェル・バンドーンはチームメイトに0.161秒差まで迫って12位、その後ろも僅差でペレスが続き、ターン3でコースオフを喫したランス・ストロールは14位、2回目のアタックもトラフィックに引っかかったエステバン・オコンはタイムを記録できず15位に終わった。