ハートレーが挙げた得点は、わずか1点だが、中団グループで接近したコンストラクターズ選手権争いをしているトロロッソ・ホンダにとって、重要な1点だ。

 また前戦中国GPに続いて、アゼルバイジャンGPでもチームメートと絡んでしまったハートレーにとっては、このポイント獲得によって、肩の荷が下りる1点であったに違いない。

「ハートレーは予選でアクシデントがあったり、上海でもチームメートと絡んでいたのですが、荒れた展開となった今日のレースではアクシデントに巻き込まれることなく、走りきって獲得した1点だったので、良かった。この先も、この調子で確実なレースを続けてもらいたいです」と田辺豊治F1テクニカルディレクターは語った。

 チームメートのガスリーもペースが良かったので、レース後半の再スタートの際に、ケビン・マグヌッセンに幅寄せされていなければ、いいレースになっていたはず。

 つまり、アゼルバイジャンGPでのトロロッソ・ホンダは、前戦中国GPよりも明らかに上向きの状態だった。

 もちろん、トロロッソ・ホンダのスタッフの志はもっと高いのだろうが、F1ではどんな階段も1段ずつしか登ることができない。アゼルバイジャンGPではたった1段しか上がることができなかったが、1段でも上がったという事実が、いまのトロロッソ・ホンダにとっては重要であり、自信につながる1点となったのではないだろうか。

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トロロッソ・ホンダ辛口コラム アゼルバイジャンGP編:同士討ちで絶好のチャンスを逃しているドライバーふたり

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