しかしブーリエは、トップグループとのギャップを縮めようとしている今は、新車開発にリソースを集中する方が得策であると考えたと述べた。
「コストのバランスをうまくとり、リソースをうまく分配する必要がある。新車開発と同時に(ピレリの)テストをすることで注意がそれるため、そういう選択をしない方がよかったと確信している」とブーリエが述べたとCrash.netが伝えた。
「テストをすることで学べることはある。だがデータの大部分はテストに参加しないチームにも公表される。我々は今、望ましい状態にはないので、クルマを速くすることに集中した方がいいと考える」
来年の冬季テストは、従来のスペイン バルセロナではなく、タイヤテストの面で好ましい、より気温の高い場所で行われるという説があるが、ブーリエは、チームの立場ではこれに簡単には賛成できないと語った。
「ヨーロッパ以外で行うとなるとコストがかかるので、バランスを考える必要がある。マクラーレンとホンダがまず望むのは、技術的な目的に適したレイアウトを備えたサーキットでテストをすることだ」
「ただ、温かい気候の下でテストをする方がピレリにとっては好ましいだろう。したがって、委員会において合意がなされる必要があると思う」
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マクラーレン「新タイヤテストへの参加は得策でない」との判断
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