モナコGPでのハミルトンは1ストップ作戦を採り、スタートから12周を走行した後にウルトラソフトタイヤに履き替えた。その後の彼は3位を守り通したが、ハミルトンの5周後にピットインしたボッタスに対して、チームはより硬いスーパーソフトタイヤを選んでいる。

 ショブリンは、後から考えるとメルセデスはハミルトンにもハイパーソフトからスーパーソフトへ変更するという、ボッタスと同じ戦略を採用すべきだったかもしれないと考えている。

「木曜日、我々はルイスにスーパーソフトを試させたが、彼はグリップを得るのが少し難しいと言っていた」とショブリンは説明した。

「より硬いタイヤなので、温めるのにより手間がかかる。それに先頭集団の他のドライバーたちがウルトラソフトに変えるだろうと予測していたから、ルイスにも同じタイヤを使わせるのは理にかなっていた」

「もし同じレースを再度走るとしたら、おそらくルイスにはスーパーソフトを使わせるだろう。なぜなら耐久性があるうえに速さが出るからだ。それにバルテリがレースの最後まで、楽々とスーパーソフトをもたせていたのを見ているからね」

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