今レース、わたくし的一番の見どころは、SC明けでカルロス・サインツJr.くんと接触したセルジオ・ペレスさんの奇跡のリターン! でございますよ!
いやあれ、よくあそこに戻れたなと(笑)
ケビン・マグヌッセンさんの「あ、コイツ戻って来るな」と腰引け気味にアウト一杯まで逃げているさまを、ご覧になりましたか?
(マグ)ヌッセンの予測能力が高いからこその奇跡のリターン。
ブラックフラッグ出せ言う前に、(マグ)ヌッセンに感謝のお手紙出しておこうよ、ラブレターフロムカナダだよと、誰か伝えてほしいこの思い。
そしてこのどさくさに紛れて、ちゃっかりスイーッと前に出るフェルナンド・アロンソさんはさすがです。
16周目でスーパーソフトの新品に変えた(マックス・フェルス)タッペンさんとルイス・ハミルトンさん。
しかし、まだタイヤを変えていないウルトラなセバスチャン・ベッテルさんの方が0.4秒速いとの解説に、突如盛り上がるホンマさん。
スーパーソフトが遅いなら、もしかしてもしかしてのライコさん、ハミルトンさんをオーバーカットできちゃうんじゃないのぉ?
しかし期待に反しての32周目にピットイン。
無情にも、ほんのちょっと後ろでありました。
ハミさんトラフィックにも引っかかってたようだし、後2、3周走れば前出れたんじゃ? とタラレバもむなしい夜明け前。
ベッテルさんは、37周目でピットインでございました。くうう。
上位勢、皆ピットインした後、結局そのままの順位でレースが終わってしまったわけですが、
ウルトラ新品をもうひとつ持っていたと噂のライコさん。
どうせ順位が変わらぬなら、2ストップでチャレンジしてもよかったのでは? とも言われていたけれども
この抜けないレースで、順位1つアップのためにシーズン3基しかないエンジンをブン回すのは戦略的にもどうでしょうかね。
今のレギュレーションでは、この退屈なレースのまま終わらせることにも意味があるのです。
本当に本当にクソ(失礼)つまらなかったけれどもなっ!